新卒から社内SEへの就職
自分の会社のITシステムを構築する仕事であり、その企業の主たる事業と、詳しい業務内容を理解することが求められます。そのため、社内のユーザー部門とうまく調整し、人脈を構築しながら仕事を進めることが最も重視される部分です。海外に事業を展開している企業では、TOEICスコアも重視されます。新卒の場合、TOEIC600点があれば、他の志望者よりも市場価値が上がるケースが多いと思われます。
選考基準と志望動機
学生時代にどのようなことを専攻し、研究したか、ということよりも、その人の性格や人柄、考え方が企業風土に適しているか、という観点が採用の基準において重要視される傾向が強いです。企業風土を入社前に正確知ることは非常に難しいのですが、例えばOB・OG訪問や面接の質問、インターネットでの情報収集により、ある程度把握しておくべきでしょう。 また、ITを使って仕事がしたい、プログラミングが得意だから、というようなITスキルをアピールする場合に、ITベンダーではなくユーザー企業のIT部門で仕事がしたいことを伝えることが非常に重要です。つまり、志望企業のどのような事業内容が自身にとって共感できる部分であるかを前提とし、その中でITを手段として事業に貢献する、という話の組み立て方が良いでしょう。